下落したのは“30億円”以上 C・ロナウドの市場価値が2010年以降で最低額に

ユヴェントスでプレイするC・ロナウド photo/Getty Images

全体ランキングで42位に後退

長きにわたってサッカー界を牽引してきた男の価値が急落している。ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの市場価値が一気に下がってしまった。

そう伝えたのは独『Sport Bild』だ。同メディアによると、移籍情報専門サイト『transfermarkt』が算出した市場価値において、C・ロナウドの金額が今年1月の9000万ポンド(約131億1000万円)から現在は6750万ポンド(約98億3000万円)にまで暴落してしまっているのだ。この数字は2010年以降で彼自身の最低額。全体では42位にまでその順位を落としており、この1年で最も市場価値が下落した選手のランキングでは6位に名を連ねてしまっている。

市場価値は年齢も大きく影響してくるため、34歳を迎えたC・ロナウドの価格が下がるのは仕方ないかもしれないが、ここまで下がるのは驚きと言えるだろう。さらにこの急激な市場価値低下によって、同選手はセリエAでプレイする選手限定のランキングで見ても6位に後退することとなった。ユヴェントス移籍以降、レアル・マドリード時代ほどの超人的なパフォーマンスを披露することができていないC・ロナウド。それに呼応するかのように市場価値の減少の一途を辿っている。

とはいえ、30代半ばでこの金額をキープしていることにも驚くべきだろう。34歳以上のランキングを見ると、彼はぶっちぎりの1位。2位につけるクロアチア代表MFルカ・モドリッチの1800万ポンド(約26億2000円)を優に上回っている。はたして来年、このスーパースターの市場価値はどのように推移するか。様々な観点から細かくチェックしてみるのもおもしろいだろう。

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