CLもELもまだスペイン勢が支配する 7チームがグループ通過する安定ぶり

ベスト16へ進んだレアル photo/Getty Images

続きを見る

イングランド勢との壮絶バトルだ

クリスティアーノ・ロナウドがいた頃のレアル・マドリード、MSNが揃っていた頃のバルセロナに比べると、現在の両チームはややインパクトが薄いかもしれない。特に昨季チャンピオンズリーグ決勝がリヴァプールVSトッテナム、ヨーロッパリーグ決勝がアーセナルVSチェルシーのイングランド勢対決となったことで、どこか欧州での力関係が変わってきた印象もあった。

今後はイングランド勢が再び欧州サッカー界の主役になるとの見方もあるが、スペイン『MARCA』はスペインのクラブが弱体化したわけではないと主張する。まだスペイン勢にも欧州を支配するだけの力は残っているのだ。

同メディアが胸を張る理由は、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの両方でスペイン勢が全て生き残ったからだ。
チャンピオンズリーグではバルセロナがインテル、ドルトムントと同じ死の組を首位通過し、レアルも出遅れながら2位でグループを突破。さらにグループHではバレンシアが首位通過、アトレティコ・マドリードも粘りの戦いでグループDを2位通過している。

ヨーロッパリーグの方では、セビージャが難なくグループAを首位通過。さらにサプライズと言うべきか、エスパニョールとヘタフェもグループ通過を決めている。

チャンピオンズリーグでスペイン勢4チームが揃ってベスト16へ進むのは2016-17シーズン以来となっており、まだスペイン勢の力は衰えていない。イングランド勢が力をつけているのは間違いないが、まだスペイン勢が支配を続けることも可能なのだ。

イングランド勢VSスペイン勢の二大勢力争いと表現することもできるが、どちらが今季の欧州を支配するのか。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ