天才MFが迎えるキャリア最高のシーズン “魔法の時間”はいつまで続く

今季マンCで素晴らしいパフォーマンスを披露しているデ・ブライネ photo/Getty Images

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ゴール、アシストともに量産体制

現地時間15日に行われたプレミアリーグ第16節で、アーセナルに3-0で完勝したマンチェスター・シティ。この試合の中で最も輝いていたのはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだろう。

同選手は試合開始早々の2分にFWガブリエル・ジェズスの折り返しからダイレクトボレーで先制ゴールを決めると、続く15分には左サイドからのラストパスでFWラヒーム・スターリングのゴールをアシスト。その後も40分には左足で強烈なミドルシュートをゴール左隅に沈めるなど、この試合で全得点に絡む活躍を披露した。昨季は怪我で思うように出場機会を伸ばすことができなかった天才MFは今季その能力を存分に発揮している。

このデ・ブライネの活躍には英メディアもこぞって高評価を与えている。彼のことを『Daily Mail』は「絶対的なスター」、『The Guardian』は「最高のMF」と呼び、『The Telegraph』は「希望はデ・ブライネのいるところにある」と絶賛。ジェイミー・キャラガー氏も「彼はプレミアでも世界でも、あのポジションで圧倒的に最高な選手だよ」とこの28歳に賛辞を惜しまない。イングランドでは今まさに“デ・ブライネ フィーバー”が巻き起こっている。
各方面から絶賛の言葉が寄せられるデ・ブライネ。そんな今季の彼の状態は、これまでのキャリアの中でも最高なのではないかと英『BBC』は主張する。その根拠はゴール数とアシスト数だ。今季ここまでで同選手が残している数字は6ゴール10アシスト。同メディアによると、これは過去の同時期に彼が記録していた成績の中でも最高値なのだという。なお、ゴール数は2016-17シーズンに記録した「9」、アシスト数は2015-16シーズンに記録した「5」がこれまでの最高値だった。それぞれ「1」ずつではあるものの、その両方を一気に更新することとなったデ・ブライネ。やはり今季は何かが違う。

代名詞となったアシストだけでなく、ゴールも量産モードに入ったマンCの天才MF。ゴールに直接関わる能力で彼の右に出るものは、現時点で世界中見渡してもそうはいないだろう。はたして、彼は今季どれほどそのゴール数とアシスト数を伸ばしてくるか。デ・ブライネが見せる“魔法の時間”はまだしばらく続きそうだ。

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