ロナウドが欧州トップ30に入れない 調査機関が発表したパフォーマンス指数

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トップのメッシに大差をつけられる

サッカー関連調査機関『CIES FOOTBALL OBSERVATORY』とパフォーマンス分析会社『InStat』が、欧州でプレイする選手たちの今季のパフォーマンス指標ランキングを発表。この結果を英紙『THE Sun』が取り上げており、大きな話題となっている。

同ランキングは、欧州各国リーグの様々なプレイデータなどをもとに、今季ここまで450分以上ピッチに立っている選手たちのパフォーマンスを数値化し、順位をつけたものだ。見事1位に選ばれたのは、先日バロンドールを獲得したバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。パフォーマンス指数は「422」と、ダントツのトップとなっている。

2位には、ここまで5ゴール12アシストを記録しており、エールディビジで今季も安定したパフォーマンスを披露しているアヤックスのモロッコ代表MFハキム・ツィエク(指数373)が入った。そして、3位にはネイマール(同367)、4位にはキリアン・ムバッペ(同363)、5位にはアンヘル・ディ・マリア(同361)と、パリ・サンジェルマンの攻撃を担う3選手が続いている。

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ただ、『THE Sun』が注目したのは上位に名を連ねている選手たちではなかった。昨夏に戦いの舞台をイタリアへ移し、ユヴェントスに加入するも、ここまでスペイン時代ほどの活躍を見せられていないポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。怪我の影響もあってか、今季は低調なパフォーマンスが見られ、地元メディアなどに衰えを指摘されていた。今回のランキングでもトップ5はおろか、トップ10、トップ30にも入る事ができず、31位(同332)となっていた。これを受けて、同メディアは「メッシがトップをとったリストで、ロナウドが欧州でプレイする選手たちのトップ30を逃す」と取り上げている。

ただ、今季はまだ半分以上残されている。近年、衰えを指摘されているロナウドだが、直近のリーグ戦では3戦4発と調子を徐々に上げており、今後の活躍次第では再び上位に名を連ねることは十分にありえるだろう。長年サッカー界を牽引してきた同選手のここからの巻き返しに期待したい。

なお、日本人選手のトップはマルセイユで不動のサイドバックとなっている酒井宏樹で、パフォーマンス指数は「301」。リヴァプールGKアリソンやナポリMFアランらとともに、282位に名を連ねている。

パフォーマンス指数のトップ10は以下の通り(「」は指数)

1位 リオネル・メッシ(バルセロナ) 「422」
2位 ハキム・ツィエク(アヤックス ) 「373」
3位 ネイマール(PSG) 「367」
4位 キリアン・ムバッペ(PSG) 「363」
5位 アンヘル・ディ・マリア(PSG) 「361」
6位 ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ) 「360」
7位 サディオ・マネ(リヴァプール) 「354」
8位 ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C) 「353」
9位 チーロ・インモービレ(ラツィオ) 「351」
9位 リヤド・マフレズ(マンチェスター・C) 「351」

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