通算得点数の20%以上でGKを“無力化” 怪物・ロナウドのデータが恐ろしい

かつてブラジル代表で活躍したロナウド photo/Getty Images

ジダンも認めたドリブラー

かつて“フェノーメノ(怪物)”との異名をとったストライカーの恐ろしいデータが明らかとなった。“フェノーメノ”と聞いただけでサッカーファンなら誰しもがピンとくるだろう。かつてバルセロナやブラジル代表などで活躍したロナウド氏だ。

「21世紀最高のストライカー」との呼び声も高いロナウド氏。様々なパターンから得点できた彼だが、まずファンの頭に浮かぶのはその天才的なドリブル技術だろう。世界トップクラスのスピードと柔らかいボールタッチ、鋭い切り返しで瞬く間に対峙する守備者を抜き去ってしまう。その技術の高さから、あのジネディーヌ・ジダン(現レアル・マドリード監督)をして「ボールを持った彼は全てを可能にする」と言わしめたほどだ。

そんなロナウド氏の恐ろしいデータ。それは通算得点数に対する「GKを抜き去って決めたゴール」の異様な多さだ。英『Sport Bible』によると、同氏が18年に及んだ選手キャリアで決めた通算414ゴールのうち、実に88ゴールが鮮やかなドリブルでGKを躱した後に無人のゴールへと流し込んだものだという。割合にして21%。手を使えるGKでさえ無力化する怪物FWの技術は、驚異的な数字を叩き出すことに成功している。

度重なる怪我に悩まされながらも、ピッチに立てば常に観衆を魅了するプレイを披露したロナウド氏。はたして今後、彼に匹敵するようなドリブラーはサッカー界に出現するか。今回の記録などでロナウド氏の偉大さを改めて痛感しつつも、ファンは新たな怪物が誕生する日を心待ちにしている。

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