ビダル、インテル移籍に興味がなくなった? その理由とは……

インテル戦でフル出場し、バルセロナの勝利に貢献ていたビダル(左)photo/Getty Images

CL敗退が決まったインテル

バルセロナに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのインテル移籍は夢で終わりそうだ。

昨夏に自身初のスペイン挑戦を決断し、バルセロナに加入した現在32歳のビダル。昨季は公式戦53試合に出場して3ゴール7アシスト、今季も同17試合に出場して4ゴール1アシストを記録しているが、途中交代やベンチスタートなども多く、満足のいく出場時間を得られていない。こういった状況もあり、ビダル本人も「12月もしくは今季終了までに、ここで重要な存在と感じられないのであれば、解決策を探さなければならない」と移籍を視野に入れていることを明かしていた。

そんなビダルには現在、多くのクラブが興味素示しており、いくつか移籍候補が挙がっている。中でも、ユヴェントス時代の恩師アントニオ・コンテ率いるインテルが積極的に動いており、同クラブのCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏も、地元メディアのインタビューで同選手の獲得へ向けて前向きなコメントを残していた。

今冬にインテルへの移籍が実現するのではないかといった地元メディアの報道もあったが、少々状況が変わってきている。ビダルのインテルに対する興味がすでに失われているというのだ。スペイン『MUNDO DEPORTIVO』によると、インテルがチャンピオンズリーグで敗退したことが理由とのこと。同選手はヨーロッパリーグでのプレイに全く興味がなく、チャンピオンズリーグでの経験を希望しているようだ。

CL・グループリーグ最終節のバルセロナ戦で、勝てば自力突破が決まる中、インテルは苦戦を強いられて1-2で敗戦。その結果、ドルトムントに逆転突破を許す形となった。この一戦でビダルはフル出場を果たしており、新天地となるかもしれないインテルの敗退に一役買ってしまったといっても過言はない。もしインテルから正式なオファーが届いた際、ビダルが最終的にどのような決断を下すのか見ものだ。

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