セリエA“最多出場記録”に並んだブッフォン 41歳の歩みはまだ止まらない

サンプドリア戦でセリエA通算648試合出場を達成したブッフォン photo/Getty Images

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「今辞めるのは間違っている」

イタリアのレジェンドがその歩みを止めることはしばらくないようだ。現地時間18日に行われたセリエA第17節のサンプドリア戦に先発出場したユヴェントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン。同選手はこれでセリエA通算648試合出場を達成し、かつてミランでプレーした元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の同リーグ最多記録に並ぶこととなった。あと1試合出場できればセリエA新記録。ブッフォン、そしてユヴェントスにとっても喜ばしい瞬間となるだろう。

しかし、その一方でこれはひとつの区切りともなってしまう。かねてより、この記録を目標にしていたとも語っていたブッフォン。41歳を迎えた中で記録更新となれば、現役生活に終止符を打つうえでこれ以上ないタイミングとなることは間違いない。記録を達成した途端に引退へ向けて出場機会が激減……なんてことも可能性としては考えられる。

しかし、ブッフォンは今回の記録など関係なく、まだまだ選手としてチームに貢献していく所存だという。サンプドリア戦後、伊『Sky Sport』から今後について問われたブッフォンは次のように回答している。
「まだわからないな。でも、私は自分の考えの正直さに自分を委ねることにするよ。今は人生も満たされているし、道も示されている。フィジカル的にも、今辞めるのは間違っていると思うよ。いい状態だし、私はこのグループで不可欠な一部分となっている。ピッチで頻繁にプレイすることこそないけれど、ロッカールームにおいては大きな責任があると思っているよ。若い選手たちにリスペクトを持ちながら、私はそこにいる。今は現役を続行するのが正しいと言えるよ。いつまでかって? 少なくとも6月だね」

少なくとも今季いっぱいまでは現役を続行すると話したブッフォン。大ベテランだが、やる気は満々の様子だ。長きにわたってユヴェントスのゴールマウスを守ってきた偉大な守護神は、これからもチームを最後方から支え続ける。

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