昨年のCWC決勝を覚えているか? “MOM”に選ばれた男が歩んだその後の1年

今はアトレティコでプレイするマルコス・ジョレンテ photo/Getty Images

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レアルで大成功とはならず……

サッカー選手の人生とは1年で大きく変わるものだ。昨年のクラブワールドカップ決勝でMOMに選ばれた選手が誰だったか覚えているだろうか。

昨年はレアル・マドリードが決勝でアル・アインを4-1で撃破し、世界の頂点に立った。この一戦で決勝点を記録してMOMに選ばれたのは、MFマルコス・ジョレンテだ。

ジョレンテとしては、この活躍からレアルで存在感を強めていきたかったことだろう。しかし、この1年でジョレンテの環境は大きく変わった。現在はライバルクラブのアトレティコ・マドリードに所属しているのだ。
スペイン『MARCA』はこの1年でジョレンテの状況が変わったと取り上げる。それも悪い方向にだ。アトレティコへ移籍したのは出場機会を増やすためだが、残念ながらアトレティコでもポジションを確保できていない。

ここまで全てのコンペティションで出場したのは僅か12試合。プレイタイムにするとたったの318分だ。満足のいく内容とは言えないだろう。

もちろんレアルに残っていても出場機会を確保するのは難しかったはずだ。今季はフェデリコ・バルベルデがブレイクしているが、レアル・黄金の中盤で若手がポジションを確保するのは至難の業だ。バルベルデのようなケースは稀だ。

同メディアは「クラブワールドカップ決勝MOMからベンチまで」とネガティブに伝えているが、2020年はポジティブな1年とできるだろうか。

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