ソン・フンミンのリアクションやめて? 「泣くのは奇妙で不快。被害者ではない」

レッドカードに衝撃受けるソン・フンミン photo/Getty Images

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感情のコントロールに課題

昨季はチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦で2得点を記録したり、今季もバーンリー戦で自陣からのドリブルゴールを炸裂させるなど、トッテナムFWソン・フンミンのクオリティの高さは誰もが認めている。

しかし、悪い部分にも目を向けなければならない。ソン・フンミンは0-2で敗れた22日のチェルシー戦でDFアントニオ・リュディガーの体を蹴ってしまい、一発退場の処分を受けている。ソン・フンミンが退場処分を受けるのは2019年に入ってから3度目だ。

英『90min』もソン・フンミンの実力を高く評価しているが、感情を上手くコントロールできないことを欠点として取り上げている。今回も0-2とチームは劣勢で、トッテナム側にストレスが溜まっていたのは間違いない。しかし、そのストレスを表に出すのは許されない。
また同メディアは、退場処分になった際のリアクションにも気になる点があると指摘している。今回もレッドカードを見た瞬間に一時ピッチに倒れこむようなリアクションを見せたが、同メディアは被害者ではないと手厳しい。

「我々は彼がピッチ上での感情を抑える部分に少しの問題があることも認めなければならない。ソンの能力はチームメイトにインスパイアを与え、トッテナムに勝利をもたらす。しかし、彼の不器用な部分や浅はかなところは問題になる」

「泣くのも奇妙で、少々不快だ。今年ソンが退場になったシーンにおいて、彼は被害者ではない。不当な扱いを受けたかのようなリアクションはやめるべきだ」

プレミアリーグにて1年で3枚のレッドカードを受けるのは、2010年のリー・カッターモール以来のことになるという。今年のバロンドールでは22位に選ばれるなど、その能力は間違いなくワールドクラスだ。実力が認められているだけに、フラストレーションを表に出してしまうところでマイナスの印象を与えてしまっているのは非常に残念だ。

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