1日に60本のタバコを吸う男・サッリ 選手時代の喫煙ペースはどうだった

サッカー界屈指の愛煙家として知られるサッリ photo/Getty Images

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「日曜日にしか……」

古くはヨハン・クライフ氏などの名選手も現役時代から喫煙していたという話がある。しかし、心肺能力への影響が盛んに叫ばれる昨今、スポーツ界からタバコは疎まれる存在となりつつあるのが現状だ。だが、そんな世の中の風潮を気にも留めず“モクモク”と煙を吸い続ける人物がいる。今季からユヴェントスの指揮官に就任したマウリツィオ・サッリ監督だ。

「1日に60本くらいはタバコを吸うよ。他の人よりはちょっと多いかもしれないね」。今年6月にこんな発言を残したサッリ監督。もはやサッカーファンにとって、彼のヘビースモーカーぶりはおなじみと言っていいだろう。ナポリ時代にはホームスタジアムのピッチサイドに自身専用の喫煙スペースを設け、遠征の際には約500km離れたアウェイへの移動にも喫煙可能な電車で移動など……。サッリ監督のタバコに関する逸話は多い。

そんなサッカー界屈指の愛煙家であるサッリ監督だが、選手時代はどうだったのか。アマチュアクラブに在籍していたとはいえ、アスリートであることに変わりはない。昔から今と同じようなペースで喫煙していては、90分間ピッチで戦い続けることは難しかったのではないだろうか。しかし、そこはキチンとセーブをかけていたようだ。若かりし頃の煙との付き合い方について、サッリ監督は伊『calciomercato』に対して次のように話している。
「若い頃にタバコを吸ってたかって? 選手時代は日曜日にしか吸っていなかったよ。週末以外で喫煙したことはなかったね」

タバコを吸うのは試合の無い日だけにしていたと語ったサッリ監督。それでも日曜日には吸っていたのかと言いたいところだが、現在の彼から想像してみればよく我慢していたとも言えるか。何しろ同監督は今季開幕前に肺炎を発症しながらも、練習場に姿を見せた際にはその手にライターとタバコを持っていたと現地メディアに報じられた男だ。

とはいえ、タバコを吸うか吸わないかは個人の自由。喫煙者の肩身が狭くなりつつあるサッカー界だが、この指揮官はこれからも煙と共に生きていくのだろう。ただ一つ、副流煙の行方にだけは気をつけてほしいところだが……。

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