名門ミランから最多“4人”も…… 2010年代セリエAワーストイレブン

ミランで苦戦したカリニッチ photo/Getty Images

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苦戦の理由がわかるイレブンか

2010-11シーズンにはセリエAを制覇したものの、2010年代はミランにとって悪夢とも言える10年だった。リーグ制覇は遠い夢のような話となり、チャンピオンズリーグ出場権すら確保できない。

苦戦の原因の1つには、補強が思うようにヒットしなかったことが挙げられる。

伊『Calciomercato』は2010年代のセリエAにて期待はずれに終わった選手でワーストイレブンを組んでいるのだが、何とミランでプレイしていた選手が4人も選ばれている。
GK
ロビン・オルセン(ローマ)

DF
ブルーノ・ペレス(ローマ)
ネマニャ・ビディッチ(インテル)
ダニエレ・ルガーニ(ユヴェントス)
タイエ・タイウォ(ミラン)

MF
エルナネス(ユヴェントス)
ジョフリー・コンドグビア(インテル)
アンドレア・ベルトラッチ(ミラン)

FW
ジェルダン・シャキリ(インテル)
ニコラ・カリニッチ(ミラン)
アンドレ・シウバ(ミラン)


特に攻撃の問題を解決することが期待されたカリニッチ、アンドレ・シウバの失敗は痛かった。ズラタン・イブラヒモビッチが退団して以降ミランは絶対的なセンターフォワード確保に苦労することになり、9番の呪いなんて悪評まで加速してきた。

インテルも2010年代後半は苦戦していたが、アントニオ・コンテを招聘した今季は一気に頂点を狙えるチームへと変化を遂げている。2020年代こそはミランも復活への道を歩みたいところだが、次の10年で名門復活への光は見えるか。

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