C・ロナウド超えのシュート成功率 セリエA前半戦で抜群の決定力を誇ったのは
インテル加入1年目で抜群の存在感を示しているルカク。気になるシュート成功率は...... photo/Getty Images
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トップ5に名を連ねたのは......
2019-2020シーズンのセリエAは間もなくウィンターブレイクが終了し、今月5日より再開される。インテルとユヴェントスが同じ勝ち点で首位の座を争っており、リーグタイトルの行方も気になるところだが、ユヴェントス不動のエースとして君臨中のFWクリスティアーノ・ロナウドよりも多くのゴールを挙げている選手が現時点で3人いるなど、得点ランキングの顔ぶれも興味深いものとなっている。
そこで今回はスポーツデータサイト『Sofa Score』の統計をもとに、今季のセリエA全20クラブのフィールドプレイヤーの“決定力”をランキング化。各選手が放った全シュートのうち、何本が得点に結びついたかを“シュート成功率(%)”として算出した。
なお、今季のセリエA前半戦(昨年12月22日のリーグ戦終了時点)で25本以上のシュートを放った選手が本ランキングの対象となっている。クリスティアーノ・ロナウドは同リーグ前半戦で58本のシュートを放ち、10ゴールをゲット。シュート成功率は17.2%となり、トップ5の圏外となった。
今やイタリア代表にも定着しているベロッティ photo/Getty Images
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5位:アンドレア・ベロッティ(26歳/トリノ)
シュート数:26本
ゴール数:7
シュート成功率:26.9%
現在トリノで主将を務め、イタリア代表にも定着しているベロッティは、今季のセリエAでチーム内2位の空中戦勝利数を記録(44回、『Sofa Score』より)。相変わらずポストプレイが安定しているほか、かつて同代表のエースとして名を馳せたクリスティアン・ヴィエリ氏を彷彿とさせるパワフルなドリブルで、幾度となく相手ゴールを脅かしている。トリノでの更なる成長も然ることながら、EURO2020での爆発にも期待したいところだ。
D・サパタの代役として申し分ない働きを見せているムリエル photo/Getty Images
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4位:ルイス・ムリエル(28歳/アタランタ)
シュート数:35本
ゴール数:10
シュート成功率:28.5%
不動のエースとして君臨していたFWドゥバン・サパタが負傷離脱し、先行きが不安視されたアタランタだが、ムリエル(コロンビア代表)が同選手の穴を補って余りあるパフォーマンスを披露。一瞬の加速で相手DFを置き去りにできるほか、密集地帯でもトリッキーな足技を繰り出してチャンスを作るなど、遅攻と速攻の両方に対応可能なのが特長だ。
安定感溢れるポストプレイでインテルの攻撃を牽引しているルカク(左) photo/Getty Images
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3位:ロメル・ルカク(26歳/インテル)
シュート数:40本
ゴール数:12
シュート成功率:30.0%
クラブ史上最高額の移籍金(6500万ユーロ+成功ボーナス1300万ユーロ)で今季開幕前にインテルに加わったルカクは、アントニオ・コンテ現監督が志向するロングカウンター主体のサッカーにフィット。強靭な肉体を活かしたポストプレイで幾度となく味方が攻め上がる時間を稼いでいるほか、今季に入ってからシュートの精度が上がり、自身の得点も増えた。2トップでコンビを組むラウタロ・マルティネスとも呼吸が合っており、2人のパス交換から何度もチャンスが生まれている。
現時点でセリエA得点ランキングのトップに立っているインモービレ photo/Getty Images
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2位:チーロ・インモービレ(29歳/ラツィオ)
シュート数:51本
ゴール数:17
シュート成功率:33.3%
セリエAで既に2度得点王に輝いているインモービレ(イタリア代表)は、今季も抜群の決定力を誇示。ワンタッチシュートの精度が未だに高いほか、今季は最終ラインの背後を狙うランニングが増えた感があり、相手DFにとってより対応が難しい選手になったと言えるだろう。今後も好調を維持し、ラツィオに20季ぶりのリーグタイトルをもたらすことができるだろうか。
カリアリの躍進の原動力となっているJ・ペドロ photo/Getty Images
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1位:ジョアン・ペドロ(27歳/カリアリ)
シュート数:29本
ゴール数:11
シュート成功率:37.9%
2014年よりカリアリに在籍し、現在は[4-3-1-2]という布陣の最前線が持ち場となっているブラジル人のジョアン・ペドロ。パサーとしてもフィニッシャーとしても機能できる点が特長で、タイミング良く相手最終ラインと中盤の間に下りてパスを散らせるほか、キックのみならずヘディングシュートも正確である。2トップでコンビを組むジョバンニ・シメオネや、トップ下のラジャ・ナインゴランとの連係も良好だが、同クラブの更なる躍進に貢献できるだろうか。
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