大バッシングからワールドクラスへ 12試合で僅か4失点、復活のレアル守護神

レアルのクルトワ photo/Getty Images

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昨季は批判も浴びたが……

昨季までの批判はどこへやら。レアル・マドリードの守護神ティボー・クルトワの評価は上昇するばかりだ。

昨季は大量失点してしまうゲームもいくつかあったが、今季は10月頃よりチームとともにパフォーマンスが安定。クリーンシートも当たり前のものとなってきており、再びワールドクラスのGKとの評価を確立している。

4日に行われたヘタフェ戦でも3-0で勝利し、これで今季のクリーンシート数は11まで増えた。スペイン『MARCA』は、クルトワが出場した直近12試合ではたった4失点しかしていないと絶賛する。
直近12試合でクルトワのゴールをこじ開けたのはパリ・サンジェルマン(2-2)、バレンシア(1-1)、レアル・ソシエダ(3-1)の3チームのみ。実に9試合でクリーンシートを達成する安定ぶりだ。

指揮官ジネディーヌ・ジダンもクルトワが世界トップレベルのGKと疑っていない。昨季こそ不安定だったが、今では銀河系軍団にふさわしい守護神と信頼しているのだろう。

「彼がいてハッピーだよ。彼はこれを継続し、クリーンシートを維持しないとね。彼は私のGKであり、私にとってはベストだ。間違いなくね」

レアルはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティと対戦するが、マンCは欧州トップクラスの攻撃力を持つチームだ。危ないシーンも作られるはずで、クルトワのスーパーセーブも必要となってくる。今のクルトワならば大丈夫と感じているサポーターも多いだろうが、もはや批判する者は誰もいなくなっている。

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