なぜバイエルンは獲得しなかったんだ 覚醒した快速FWの姿にクラブOB嘆き節

ライプツィヒのヴェルナー photo/Getty Images

ブンデスリーガ得点王候補に

現在ブンデスリーガ得点ランク1位のバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ(19得点)、2位ライプツィヒFWティモ・ヴェルナー(18得点)の2人が同じチームで戦っていればどうなっただろうか。

独『Bild』によると、バイエルンOBローター・マテウス氏はなぜ昨夏のうちにバイエルンはヴェルナーを獲得しなかったのかと悔やんでいる。

バイエルンがヴェルナーを狙っているとの話題は昨夏にも出ていたが、結局バイエルンは動かなかった。攻撃面ではバルセロナからMFフィリペ・コウチーニョをレンタルで加えることになり、マテウス氏としては納得のいかない判断だったようだ。

「なぜバイエルンがシーズン開幕前にヴェルナーを獲得しなかったのか未だに分からない。たとえコマンとニャブリが長期間離脱しなくとも、現在の攻撃陣は層が薄いように見える。ヴェルナーは柔軟性をもたらしたはずで、2500万ユーロで全ての問題は解決したはずだ」

ヴェルナーは当初ライプツィヒとの契約が2020年夏までとなっており、バイエルンに獲得のチャンスがあると考えられていた。しかし最終的には昨夏に契約を2023年まで延長することになり、ヴェルナーのバイエルン行きはひとまず消えることになった。

昨夏ならば想定よりも安価で獲得できた可能性もあり、バイエルンとしてはもったいない判断だったとも言える。ヴェルナーがバイエルンでも同じように得点を量産できたかは分からないが、ウイングもこなすヴェルナーがいれば攻撃に幅が生まれたのは間違いない。

ヴェルナーがライプツィヒに残ったことでブンデスリーガの優勝争いは面白いものとなっているが、バイエルンとしては悔やみきれない展開か。

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