南野拓実の725万ポンドにOBもビックリ “コウチーニョ系MF”にかける期待

リヴァプールの南野 photo/Getty Images

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欧州王者でインパクト残せるか

11日に行われたトッテナムとのゲームでは出番がなかったが、今冬にリヴァプールが日本代表FW南野拓実を獲得したことには大きな意味がある。複数のポジションをこなすユーティリティ性、ユルゲン・クロップの要求に応えられる守備能力と運動量、そして何より安い。

南野は契約解除金725万ポンドの価格でリヴァプールへ加わっており、この金額にはリヴァプールで活躍したFWルイス・ガルシア氏も安すぎると驚いている。『FOX Sport Asia』によると、同氏は当初725万ポンドとの表示を見てジョークと思ったと明かしている。

「移籍金は安すぎたね。ネットで見た時、ジョークかと思ったよ。彼はコウチーニョのように無のところから何かを生み出せる。予測不能で、クリエイティブだ。彼のプレイを見るのは好きだよ。テクニックも非常に優れているし、よく走る。ザルツブルクの彼がリヴァプールと対戦する時、我々は彼が何をするのか楽しみに見ていた」
「彼は左サイドから右サイド、時には中盤、前線へも顔を出す。彼の獲得を知った時はハッピーだったし、リヴァプールに多くの良い瞬間をもたらすと思う」

まだリヴァプールで成功できると決まったわけではないが、南野の特性はクロップのスタイルに合うと期待されている。725万ポンドの金額と合わせ、2020年のベストディールの1つとなっても不思議はない。

トッテナム戦のようなビッグマッチで出番が与えられる日はやってくるのか。世界が南野に熱視線を送っている。

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