アーセナルで“スターリング級”の選手へ アルテタが期待する20歳の才能

リーズ戦でも活躍したネルソン photo/Getty Images

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就任早々からチャンスを与える

アーセナルの指揮官に就任したミケル・アルテタはさっそく独自のアイディアをチームに植えつけており、MFメスト・エジルの起用法も大きく変わった。しかし、変わったのはエジルだけではない。

アルテタは以前より才能があると感じていた若手アタッカーにも就任早々からチャンスを与えている。

アルテタ体制初陣となった昨年12月26日のボーンマス戦からスタメンに抜擢された20歳のFWリース・ネルソンだ。ネルソンは前任のウナイ・エメリの下ではそれほど出場機会が増えなかったが、アルテタはボーンマス戦から右のウイングでネルソンを先発起用。ネルソンも期待に応え、1月6日に行われたFA杯3回戦のリーズ・ユナイテッド戦では決勝点を記録している。
アルテタはマンチェスター・シティでもFWラヒーム・スターリングやレロイ・サネら才能ある若いウイングを指導してきており、ネルソンの成長にも期待がかかる。英『METRO』によればアルテタはネルソンを他のプレイヤーと比較するつもりはないようだが、才能は高く評価している。

「比較はしたくない。私が言えるのは、リースには望むことが何でもできるだけのポテンシャルが備わっているということだ。彼が16歳の時に指導したけど、すぐに目を引いたよ。彼が学び、チャレンジすることを望むならばこのクラブでトッププレイヤーになれる」

まだ課題はあるが、ネルソンはアーセナルのキープレイヤーとなれるかもしれない。ニコラ・ペペ、ピエール・エメリク・オバメヤンなど優秀なアタッカーが揃っているが、ネルソンはアーセナルでスターリングやサネのようなレベルまで成長できるだろうか。

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