マンUサポの怒りは頂点 次節で『ミュンヘンの悲劇』にちなんだ大規模ストか

ガラガラになってしまったオールド・トラッフォード photo/Getty Images

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58分にサポーターの“大脱出”が起きる?

プレミアリーグ第24節で、バーンリーに0-2といいところなく敗れた現在5位のマンチェスター・ユナイテッド。ホームでの格下相手だっただけに、非常に痛い敗戦となってしまった。

この試合では、終了間際の85分には本拠地オールド・トラッフォードは空席だらけに。クラブOBのリオ・ファーディナンド氏もこの光景に「恥ずかしい。みんな出て行ってしまった」と嘆いている。

だがこの光景が、次節にも繰り返されるかもしれない。しかももっとショッキングな形でだ。英『Daily Mirror』は、現地のサポーターたちはオーナーのグレイザー・ファミリー、そしてエド・ウッドワード副会長のクラブ運営に愛想を尽かしており、第25節ウォルバーハンプトン戦で大規模な観戦ストライキを計画。途中でスタジアムを出るように仲間のサポーターに呼びかけているという。
サポーターの“大脱出”が行われるのは58分。この58という数字は、1958年にマンUの選手を乗せたチャーター機が離陸できず8名の選手が死亡、7名の選手が重傷を負った『ミュンヘンの悲劇』に由来すると同紙は伝えている。それほどの悲劇だということなのだろう。

相手となるウルブズは現在7位だが、勝ち点はマンUと同じ34ポイント。絶対にホームで負けたくない相手のはずだが、愛するクラブへのサポートを放棄せざるを得ないほど鬱憤が溜まっているということなのか。マンUサポの怒りは頂点に達しようとしている。

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