気になるプレミア・“トップ6弱体化” 昨季から成績が驚くほど落ちていた

マンCを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images

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リヴァプールを追いかけられるクラブがいない

プレミアリーグは欧州五大リーグの中でも1、2を争うほど上位争いが激しく、どこが優勝するか読みにくいリーグと評判だった。リーグ・アンやブンデスリーガ、セリエAに比べて優勝予想が難しかったはずなのだが、今季は中盤戦であっさりと決着がついてしまったように見える。

無敗を維持している首位リヴァプールが凄すぎるのも事実なのだが、その他のトップ5が弱すぎるのではないか。英『The Sun』は「脆弱なトップ5」と題し、リヴァプールを除くプレミアトップ6が不甲斐ないパフォーマンスを続けていることを問題視している。

ここでいうプレミアトップ6とは、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、トッテナムのことだ。この6クラブはプレミアを代表する強豪クラブと考えられているのだが、リヴァプールを除く5チームは昨季から成績を大きく落としている。
例えばマンCは現在リーグ戦24試合を消化して勝ち点51を稼いでいるが、昨季は24試合消化時点で56点を稼いでいた。今季は5ポイントのマイナスとなっており、DFアイメリック・ラポルテの負傷離脱から崩れてしまった印象だ。

マンCはまだ控えめな方だ。その他の4クラブはもっと勝ち点を取りこぼしている。現在勝ち点40のチェルシーは昨季の同時期で勝ち点47、マンUは現在34点で昨季は45点、トッテナムは現在34点で昨季は54点、アーセナルは現在30点で、昨季は47点だ。

最も勝ち点を落としているのはアーセナルで、昨季同時期からは17ポイントもマイナスになっている。アーセナルとトッテナムではシーズン途中に指揮官交代が起きており、優勝争いからは早々に脱落することとなってしまった。

彼らが昨季と変わらぬパフォーマンスを維持していたとしても、リヴァプールの優位は変わらない。しかし、もう少し面白い戦いとなっていたのは間違いない。リヴァプールを除くトップ5は不甲斐ないパフォーマンスと批判されても仕方がないか。

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