“戦力外”ナインゴランがインテルに牙を剝く レンタル元への不満も

今季、インテルからカリアリへレンタル移籍しているナインゴラン photo/Getty Images

「インテルでひどい扱われ方をした」

26日にセリエA第21節が行われ、インテルとカリアリが対戦。インテルが29分にラウタロ・マルティネスのゴールで先制したが、78分に同クラブからカリアリへレンタル移籍中のラジャ・ナインゴランに同点ゴールを許し、1-1のドローで試合終了のホイッスルを迎えている。

レンタル元であるインテルを相手に、牙を向むいたナインゴラン。試合後、『DAZN』のインタビューに応じると、「オレたちは序盤からうまくプレイできたと思う。自分たちのサッカーをするためにここへきたし、ボールもうまく回すことができた。インテルに反対するわけではないが、オレたちにとっていくつか不利な場面もあったしね。これはサッカーであり、いくつかの場面は見直す必要がある」と試合を振り返っている。

そして、ユヴェントスなどと首位争いを繰り広げているインテルへ「彼らが今後ベストを尽くすことを願っているよ。オレはインテルのファンと元チームメイトに対しては、すごくリスペクトしているからね」とエールを送りつつも、ただでは終わらないのがナインゴランだ。「オレはインテルでひどい扱われ方をした。まるでオレが大したことのない選手であるかのようにね」とも述べ、昨夏にチームを追われたクラブへの不満も漏らしていた。

ナインゴランはインテル戦でゴールを決め、自身を“戦力外”とした本来の所属先を見返してみせた。シーズン終了後にはインテルへ戻ることとなるだろうが、今夏の去就にも注目だ。

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