“スナイデル級”のスーパーFKが見たい インテルがエリクセンに求めるのは

欧州屈指のキック精度を誇るエリクセン photo/Getty Images

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FKでの得点増に期待

インテルへの移籍が間近に迫っているとされるトッテナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、プレミアでも屈指のテクニックを誇る司令塔だ。それだけに、ファンは彼に対して大きな期待を抱いていることだろう。このテクニシャンがチームに加われば、インテルはより破壊的な攻撃を披露できるはず。備えている武器も多く、中盤で頼れる存在となるのは間違いない。

インテルファンの期待度が日に日に高まっているエリクセン。そんな中、伊『Gazzetta dello Sport』がこの司令塔に最も期待することとして、“青黒軍団”のセットプレイに関するクオリティ向上を挙げている。元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルが退団して以降、チームには長く一線級のプレイスキッカーがいなかったインテル。同メディアは、スナイデル退団以降の彼らのFKに関する少し寂しいデータを紹介している。

なんと、インテルは約1年半にもわたって直接FKでのゴールがないという。最後に得点を記録したのは、DFジョアン・カンセロが決めた2017-18シーズンのリーグ戦第33節カリアリ戦。昨季はまさかの“ゼロ”だ。それだけに、インテルは悲願のスクデット獲得にむけて優秀なキッカーが喉から手が出るほど欲しかったと言える。
そこでインテルが目をつけたのがエリクセンだったというわけだ。同選手はトッテナムで通算69ゴールを記録しているが、そのうち14ゴールが直接FKで奪ったゴールだ。記憶に新しいところでは、先日行われたプレミアリーグ第20節でエリクセンはノリッジ相手に鮮やかな一撃をお見舞いしている。いまだその技術は健在と言えよう。『Gazzetta dello Sport』が期待するのも無理はない。

はたして、エリクセンはインテルのセットプレイを変える救世主となるのだろうか。トッテナム で磨いたその技術、今度はミラノの地で披露することとなるかもしれない。

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