メッシの孤立感は増している? “70%”のゴール稼ぎ出す相棒不在で負担は増加

メッシとスアレスの黄金コンビ photo/Getty Images

スペイン紙は不安視

0-2で敗れた25日のバレンシア戦にて、バルセロナFWリオネル・メッシは計11本ものシュートを放っていた。そのいずれもゴールには結びつかなかったのだが、やはり気になるのは相棒の不在だ。

相棒とは、もちろんルイス・スアレスのことだ。スアレスは4ヶ月ほど離脱する見込みとなっており、メッシとスアレスは互いを完璧に理解するパートナーだった。スペイン『MARCA』も「メッシが1人ぼっちになった」と問題視する。

昨夏にはアントワーヌ・グリーズマンが加わったものの、まだメッシとの連携は100%完成したわけではない。スアレスが加入した2014年以降、バルセロナの70%にあたる得点をメッシとスアレスの2人で稼ぎ出していたと同メディアが紹介している通り、近年のバルセロナでは2人が重要な得点源だった。

今季もスアレスはメッシのゴールを4つお膳立てしており、スアレス不在はメッシにとって非常に大きなものだ。負傷がちのウスマン・デンベレ、若いアンス・ファティは今季1度もメッシの得点をアシストしたことはなく、またメッシも彼らのゴールをアシストしていない。

キケ・セティエンが就任してからバルセロナではポゼッション率が上昇しているものの、スアレス不在によってチャンスの質が落ちる可能性が高い。メッシが1人で強引に違いを生み出さないといけないゲームも出てくるはずで、ゴールデンコンビを揃えられないのは大きな痛手だ。

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