ブルーノ・フェルナンデスも彼らに続け プレミアのポルトガル人スター・ベスト10

マンUに間もなく加入予定のブルーノ・フェルナンデス photo/Getty Images

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1位はやはり、あの男

スポルティング・リスボンMFブルーノ・フェルナンデスの移籍がようやく決着しそうだ。マンチェスター・ユナイテッドが公式サイトなどで移籍の合意を発表。移籍金は5500万ユーロにインセンティブが加わり、最大で8000万ユーロ(約96億円)にもなると言われている。

ポルトガルからプレミアリーグにやってきて、名を残した選手は数多い。英『Daily Mail』は、過去から現在まで、プレミアリーグで名を馳せたポルトガル人プレイヤーたちをカウントダウン形式で紹介している。

10位 パウロ・フェレイラ(チェルシー)


ジョゼ・モウリーニョに重用されたサイドバックで、FCポルト時代から同監督のもとでタイトルの獲得に尽力。2004年に加入したチェルシーでは、特に04-05、05-06シーズンの連覇に貢献した。

9位 ジョアン・モウティーニョ(ウォルバーハンプトン)


ジャイアント・キラーとして恐れられるようになったサント監督のウルブズにおいて、彼の存在は欠かせない。長短使い分ける正確なパスの散らし、他の選手を助ける運動量、セットピースでの精度の高いキックと、彼の仕事がウルブズの躍進にどれだけ貢献したかは計り知れない。

8位 ジョゼ・ボシングワ(チェルシー→QPR)


2008年にチェルシーへ移籍。攻撃力のあるサイドバックで、ときにバランスの悪さも指摘されがちだったが、11-12シーズンにはチャンピオンズリーグのタイトル獲得にも貢献。2012年にはクイーンズ・パーク・レンジャーズへ移籍した。

7位 リカルド・ペレイラ(レスター)


現在、好調のレスターを支えている選手のひとり。ダイナミックなプレイはレスターの攻撃にも大いに寄与する。同紙はペレイラを、リヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドや、シティのカイル・ウォーカー、アーセナルのエクトル・ベジェリンと並ぶサイドバックだと評価している。

6位 ペドロ・メンデス(トッテナム→ポーツマス)


2004年にFCポルトからトッテナムに加入。もっとも有名と思われるプレイは、04-05シーズンのマンU戦。ハーフウェイラインあたりからメンデスが放った超ロングシュートをGKキャロルがファンブルし、ゴールラインを割ったかと思われたが、主審のマーク・クラッテンバーグ氏が認めなかったためにゴールにならなかったというもの。長髪がトレードマークだった。

B・フェルナンデスは偉大なるロナウドに並ぶ存在になれるか photo/Getty Images

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5位 ナニ(マンチェスター・ユナイテッド)


B・フェルナンデスと同じく、スポルティングからマンUへというルートを辿ったウインガー。2007年加入。調子の波があったものの、テクニカルなドリブルで常に脅威を与えられる選手で、4つのプレミアリーグタイトルの獲得に貢献した。

4位 ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)


モナコで頭角を現し、2017年にシティへ移籍。昨シーズンはシティのタイトル獲得に貢献した。ウイングの選手だったが、センターハーフやボランチなど他のポジションでも高い適性を発揮。今季はいわゆる“ゼロトップ”への適性も見せており、そのユーティリティ性はペップを大いに助けている。

3位 ルベン・ネベス(ウォルバーハンプトン)


モウティーニョらとともに、ウルブズの“ポルトガル傭兵団”の一員として多大な貢献を見せるMF。キックの精度はプレミアリーグでも屈指で、ウルブズが仕掛けるロングカウンターの起点はこの男が担っていることも多い。昨季レスター戦で見せた、ディオゴ・ジョタへの見事なロングパスは語り草。

2位 リカルド・カルヴァーリョ(チェルシー)


2004年にジョゼ・モウリーニョとともにチェルシーへ加入すると、2連覇に大きく貢献したセンターバック。空中戦に強いだけでなく、テクニックも備え、ラインコントロールも巧みなチェルシーのレジェンド。ジョン・テリーとの鉄壁のコンビは多くのクラブに恐れられた。

1位 クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)


もはや多くの説明は不要だろう。1位はやはりこの男だ。現在まで、プレミアリーグでバロンドールを獲得した唯一の選手であり続けている。やはりスポルティングからマンUへという道を辿った選手で、エースナンバーの7を着用。07-08シーズンにはリーグ得点王となり、バロンドールを授かった。2009年にレアルへ移籍した際には、当時の史上最高額となる8000万ポンドの移籍金を残している。現在もなお、サッカー界最高の選手のひとりだ。

ロナウドという偉大な先達がいるため、B・フェルナンデスの両肩には大きなプレッシャーがのしかかることになるかもしれない。果たしてこの25歳は、数年後にこのようなランキングに名を残す存在になっているだろうか。

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