地味なスタイルでも白い巨人に欠かせない ジダンが信頼するバスケスという存在

レアルのバスケス photo/Getty Images

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2015-16シーズンから生き残ってきた

ロドリゴ・ゴエス、エデン・アザールらに比べると少しばかり地味な存在かもしれないが、2015-16シーズンよりレアル・マドリードで貴重な戦力であり続けたのがMFルーカス・バスケスだ。

近年のレアルで活躍してきたクリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイルらと得点数やアシスト数に大きな差はあるものの、バスケスはチームのためにファイトできる選手だ。攻守両面でサボることもなく、絶えずピッチを上下動してくれる。

その姿勢は指揮官ジネディーヌ・ジダンも評価しており、これまでも信頼し続けてきた。今季は負傷離脱している時期があったが、1月18日のセビージャ戦ではフル出場でアシストも記録。さらに29日のスペイン国王杯・ベスト16のレアル・サラゴサ戦では得点も決めて4-0の勝利に貢献。
バスケスは得点数が少ないと批判を浴びる機会もあったが、スペイン『MARCA』によればジダンは常に100%の力を尽くしてくれる選手と貢献度を称えている。

「重要なのは、私が彼に関してどう思うかだ。私は彼を信じているし、彼はピッチで全てを出してくれる素晴らしい人物だ。みんなそれぞれの意見はあり、我々はそれを受け入れないといけないけどね。ゴールに関してもハッピーだよ。ヴィニシウス、ベンゼマのゴールもね」

バスケスはクラブのアカデミー出身選手で、非常に貴重な存在だ。エース級の働きを期待するのは難しいが、今後もバックアッパーなど様々な形からチームに貢献していくことだろう。

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