個人合意にこぎつけるも…… カバーニのアトレティコ移籍は夢に

今冬の去就に注目が集まっていたカバーニ photo/Getty Images

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移籍金が折り合わずクラブ間で交渉決裂

パリ・サンジェルマンに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの今冬のスペイン行きは、夢に終わることとなりそうだ。

パレルモやナポリでの活躍を経て、2013年にPSGへ移籍した現在32歳のカバーニ。長きにわたってゴールを量産し、5度のリーグ優勝など数々のタイトルをチームのもたらしてきた。しかし、今季は怪我に悩まされていることに加えて、昨夏に加入したマウロ・イカルディが結果を残していることもあり、出場機会が激減。ここまで公式戦14試合5ゴールにとどまっている。

こういった状況とPSGとの契約が残り半年となっていることもあり、今冬の移籍市場でカバーニの移籍話が加熱。アトレティコ・マドリードが獲得に乗り出し、選手と個人合意にこぎつけたと報じられ、残すはクラブ間合意となっていた。そして、アトレティコはPSGに1500万ユーロ(約18億円)のオファーを提示したが、PSG側はカバーニの移籍金を2000万ユーロ(約24億円)に設定しているようで、この申し出を拒否。すると、アトレティコ側は300万ユーロを上乗せて移籍金を1800万ユーロ(約21億6000万円)まで引き上げ、改めて交渉に臨んだが、1ユーロたりとも負けるつもりはないPSGは再び拒否したという。スペイン『as』などが伝えている。
その結果、移籍期間が残り48時間を切り、カバーニの交渉はクラブ間で決裂。先週の月曜からスペインへ渡り、交渉を進めてきたカバーニの代理人もマドリードを離れ、パリへ帰国したとのことだ。同メディアは「アトレティコとカバーニ の契約は完了していたようだが、非常に複雑な結果になった」と取り上げている。

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