パト、トーレスらに続く ミラン・“9番の呪い”は9人目でも終わらなかった

ミランを去るピョンテク photo/Getty Images

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1年で去る者が多数

またもミランが抱える「9番の呪い」は解けなかった。今季から9番を背負っていたFWクシシュトフ・ピョンテクが30日にヘルタ・ベルリンに移籍することとなり、9番を背負うプレイヤーはまたミランで成功できなかった。

ピョンテクは加入から1年でクラブを去ることになったが、近年ミランの9番を背負った選手で2年以上続いた者はいない。英『GIVE ME SPORT』が改めて振り返っているが、9番の呪いなるものがスタートしたのはアレシャンドレ・パトが着用した2012-13シーズンからだ。

パトはフィリッポ・インザーギから背番号を受け継ぐことになったが、怪我もあって満足な結果を残せず。半年後の2013年冬にコリンチャンスへ移籍している。
そこからもアレッサンドロ・マトリ、フェルナンド・トーレス、マッティア・デストロ、ルイス・アドリアーノ、ジャンルカ・ラパドゥーラ、アンドレ・シウバ、ゴンサロ・イグアインと続き、そして今回のピョンテクだ。

点取り屋の象徴的な背番号であるはずの9番が1年ペースでコロコロと変わっていくチームも珍しいと言えよう。

今のミランにはズラタン・イブラヒモビッチが復帰し、若いラファエル・レオンもいる。彼らも9番を背負うにふさわしい実力者だが、同メディアはひとまず9番は置いておいた方がいいと主張している。これだけ苦戦が続けば選手にもプレッシャーをかけることになるはずで、9番の任命は慎重におこなう必要がありそうだ。

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