チェルシー時代からラブコール A・ヤング「コンテは僕を欲しがっていた」

今冬インテルに加わったA・ヤング photo/Getty Images

ついに実現したタッグ

アタランタ、レッチェ、カリアリとリーグ戦で3試合続けて引き分けたインテルは、今冬に早くも動いた。狙いはプレミアリーグのタレントで、トッテナムから司令塔のクリスティアン・エリクセン、そしてチェルシーからヴィクター・モーゼス、マンチェスター・ユナイテッドからアシュリー・ヤングを補強した。

モーゼスとヤングはウイングバックとしてプレイできる選手であり、インテル指揮官アントニオ・コンテがウイングバックに手を加えたがっていたのは間違いない。

モーゼスはチェルシーでコンテの指導を受けた選手だが、コンテはヤングのこともチェルシー時代から狙っていたという。伊『sky Sports』によるとヤングもそのことは理解していたようで、コンテと仕事ができることもインテル移籍を決めた理由の1つだった。

「彼は数年前にチェルシーで僕を欲しがっていた。ファンタスティックな指揮官だよ。彼はタイトルを欲しており、僕もタイトルを勝ち取りたい。ユナイテッドではレギュラーとしてプレイできなかったこともあり、クラブと指揮官に新しい経験がしたいと伝えたんだ。特に経験したことがない外国でね。夏まで待ちたくなかったし、プレイしたかった。そして1月にチャンスが来たんだ」

マンUではアーロン・ワン・ビサカが不動の右サイドバックとなり、左サイドでもルーク・ショーに加えて若いブランドン・ウィリアムズが伸びてきた。ヤングの出場機会が限られてきていたのは間違いない。

インテルではさっそくアシストも決めており、イタリアでのスタートは快調だ。何より現状を考えるとマンUよりインテルの方がタイトル獲得に近い。34歳のヤングが残りのキャリアで新たなタイトルを手にするには、自身を以前から評価してくれていたコンテの下へ向かうのが最適な判断だったのかもしれない。

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