「チームから外すの早すぎた」 再びのミュラー大爆発にドイツで議論沸騰

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

代表にもう1度招集すべきか

ロシアワールドカップで屈辱のグループステージ敗退を味わったドイツ代表は、それまでチームの主軸だったFWトーマス・ミュラー、DFマッツ・フンメルス、DFジェローム・ボアテングの3選手を構想外とした。

代表監督ヨアヒム・レーヴも世代交代へと舵を切ったわけだが、最近になって彼らの力がEURO2020制覇に必要ではないのかとの意見が増えてきた。特にドルトムントの最終ラインを束ねるフンメルス、バイエルンで再び中心選手となったミュラーの評価は極めて高い。

独『Bild』はミュラーをEUROへ招集すべきか特集を組んでいるが、ドイツサッカー界のOBからもミュラー再招集を望む声が出てきている。例えばシャルケとバイエルンで活躍したオラフ・トーン氏は、ミュラーを代表から外す判断が早すぎたのではないかと振り返る。

「チームから外すのが早すぎたのではと思う。彼はフィットするだろうし、彼が代表へ行くことを願っているよ」

シュツットガルトなどで活躍したハンジ・ミュラー氏も意見は同じだ。

「私はミュラーのファンだ。彼は完成された選手だし、ずば抜けている。特別なカリスマ性があり、フィットしている。ドイツ代表を含め、全てのチームで上手くやれる」

バイエルンは今節マインツを3-1で撃破したが、ミュラーも得点を記録している。指揮官がハンジ・フリックに代わってから流れが明らかに変わっており、以前の得点感覚抜群のミュラーが戻ってきたようだ。

ドイツは若い選手たちも優秀だが、経験値をプラスするうえでもミュラーのような存在が必要か。

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