チェルシーに暗雲 “史上最高額GK”の将来を巡って分かれるクラブ内の意見

今後の去就に注目が集まるケパ photo/Getty Images

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指揮官と首脳陣が対立か

チェルシーの守護神を務めてきたスペイン代表GKケパ・アリサバラガの将来に関して、クラブ内で衝突が起きているようだ。

現在25歳のケパは、2018年夏にGK史上最高額の移籍金でビルバオからチェルシーへ加入。昨季は公式戦54試合、今季もここまで同31試合に出場し、正守護神としてチェルシーのゴールマウスを守ってきた。しかし、同クラブは今季、4位につけている順位とは対照的に失点の多さに悩まされており、セーブなどで精彩を欠くことも多々あるケパにもたびたびメディアから厳しい声が。守備陣の脆さやミスが露呈しており、失点はGKだけが原因とは思えないが、ケパは1日に行われたレスター・シティ戦(プレミアリーグ第25節)で、ついにフランク・ランパード監督によってスタメンの座を下ろされることとなってしまったのだ。

英紙『Mirror』によると、ランパード監督は夏の移籍市場でケパを売却し、彼に取って代わる守護神の獲得を望んでいるとのこと。一方で、同クラブのディレクターを務め、ケパとの契約を積極的に押し進めたとされるマリナ・グラノフスカイア氏は、2年で見切るのは時期尚早と考えており、同選手の売却には納得していないようだ。その結果、この守護神の将来をめぐり、指揮官と首脳陣の間で対立状態になっているという。
はたしてケパの将来はどうなるのか。指揮官と首脳陣の対立により、チームや他の選手たちへ悪い影響が出なければ良いのだが。今後の動向にも注目が集まる。

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