CKでのアシスト数が5大リーグ“No.1” 21歳のクロス職人が止まらない

リヴァプールでプレイスキッカーを任されているA・アーノルド photo/Getty Images

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止め処なく供給する高品質クロス

現在世界各国で活躍するサッカー選手の中で、“最高のコーナーキック職人”を選ぶとすれば誰になるだろうか。

おそらく、多くの人が推すのはレアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースかもしれない。この30歳、先月行われたスペイン・スーパーカップ準決勝バレンシア戦ではCKから直接ゴールを奪い観客の度肝を抜いてみせた。インパクトの強いゴールだっただけに、支持は集中するか。

しかし、注目すべきはクロースだけではない。実は今季欧州5大リーグで最も多く“CKでのアシスト”を記録しているのは、このドイツ代表MFではないのだ。データサイト『WhoScored』が紹介した統計によると、そのランキングでここまでトップに立っているのは今プレミアで最も旬と言っても過言ではない21歳となっている。
その21歳とは、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。同選手はここまで今季リーグ戦で10アシストを記録しているが、その半数にあたる5アシストがCKでのものだという。かねてよりその高いキック精度には注目が集まっていた同選手だが、ここまでの数字を記録しているとは驚きと言えるだろう。

右サイドで鋭い突破を見せてから絶妙クロスという流れも彼の持つアシストパターンの一つだが、プレイスキッカーとしての優秀さも改めて明らかとなったA・アーノルド。リヴァプールが誇るアシストマシーンはこれからもそのハイレベルなキック精度を武器に、味方へ絶妙なパスを供給し続けることだろう。

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