ネイマールではなかった 今季欧州で最も得点数多いブラジル人は

カリアリで得点を量産するJ・ペドロ photo/Getty Images

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セリエAで爆発する27歳

今季の欧州各リーグで最も活躍しているブラジル人アタッカーといえば誰か。パリ・サンジェルマンでトップフォームを維持しているFWネイマールはその筆頭候補だろう。ここまでリーグ戦14試合に出場し13ゴールを挙げている同選手は、開幕前に流れたバルセロナ復帰報道によって周囲に雑音も多かった中で最高級のパフォーマンスを披露している。

ネイマールの他にもイングランド・プレミアリーグで無敗を継続するリヴァプールのFWロベルト・フィルミーノ、アーセナルでブレイクを果たしたFWガブリエウ・マルティネッリは候補に挙げるべき選手と言えるだろう。皆たしかな才能を持ち、ビッグクラブで結果を出している選手だ。しかし、彼らの他にも注目すべきアタッカーがイタリアにいる。現時点で欧州5大リーグにおける“ブラジル人得点ランキング”でトップを走っているのは少々意外な選手だ。

それはカリアリで躍動するFWジョアン・ペドロ。同選手はここまでセリエAで14ゴールを奪っており、今季快進撃を披露するサルデーニャ島のクラブを牽引している。カリアリの躍進は昨夏復帰したMFラジャ・ナインゴランの力によるところが大きいとの声もあるが、この10番が好調なことも無視できない。昨季7ゴールだった男が2019-20シーズンは出色のパフォーマンスを披露している。
なお、2位にランクインしたのは先述のネイマール(13得点)。3位はマンチェスター・シティのガブリエウ・ジェズス(9得点)だ。2位以下はビッグネームが続くこともあり、なおさらJ・ペドロの14得点は輝いて見えることだろう。

まだブラジルA代表に招集された経験のないJ・ペドロだが、この好調を維持できれば近いうちのセレソン入りも夢ではないか。今欧州で最もホットな“ブラジル人FW”はこの27歳かもしれない。

2019-20シーズンの欧州5大リーグ“ブラジル人選手得点ランキング”は以下の通り

1位 ジョアン・ペドロ(カリアリ/14得点)

2位 ネイマール(パリ・サンジェルマン/13得点)

3位 ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ/9得点)

4位 リシャルリソン(エヴァートン/8得点)

4位 ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール/8得点)

4位 ウィリアン ・ジョゼ(レアル・ソシエダ/8得点)

7位 コウチーニョ(バイエルン・ミュンヘン/6得点)

8位 ラフィーニャ(スタッド・レンヌ/5得点)

8位 ウェズレイ(アストン・ヴィラ/5得点)

10位 ウィリアン (チェルシー/4得点)

10位 ルーカス・モウラ(トッテナム/4得点)

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