プレミア“得点王レース”激化 バーディを追う危険な5人のゴールゲッター

レスターのバーディ photo/Getty Images

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点差は僅かで予想もつかない

プレミアリーグの終盤戦で1つの注目ポイントとなるのが「得点王争い」だ。

優勝争いはリヴァプールが独走状態となっているが、得点王争いの方は非常に僅差の戦いとなっている。現時点ではレスター・シティFWジェイミー・バーディが17得点で首位となっているが、それを追いかけるゴールスコアラーが5人ほどいる。

まず1人は、16得点で2位につけるマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロだ。英『Daily Mail』は過密日程の中でアグエロが結果を残せるかに注目しており、バーディに比べるとアグエロはチャンピオンズリーグなど忙しい後半戦を過ごすことになる。
とはいえ、アグエロはここまでリーグ戦で73分に1ゴールと見事なペースを維持。これはバーディ(118分に1ゴール)を上回っており、アグエロが得点王を獲得するシナリオは十分に考えられる。何よりアグエロはプレミアを代表するゴールゲッターでありながら、得点王を過去に1度しか獲得していない。そろそろ2回目が欲しいところだろう。

14得点で並んでいる者も4人いる。アーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン、サウサンプトンFWダニー・イングス、リヴァプールFWモハメド・サラー、そしてマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードの4人だ。

ラッシュフォードは負傷離脱してしまったため、得点王レースからは脱落と考えていいだろう。やはり注目すべきは昨季に同一得点数で得点王のタイトルを分け合ったサラーとオバメヤンだ。

サラーには3シーズン連続での得点王獲得の期待がかかっており、点差的には十分にバーディを超えられる。チームもリーグ制覇を確実としているだけに、リーグ制覇&得点王のダブルが理想だろう。

他には13得点のチェルシーFWタミー・エイブラハムも候補に含めていいはずで、得点王レースの予想は非常に難しい。この点差ならば1試合で状況が大きく変わることも考えられる。ストライカーたちのプライドをかけた個人勝負にも注目だ。

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