まだ“600点”に届かない C・ロナウド抜けてリーガ得点王争いに変化

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

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現段階で1位が14得点

近年のリーガ・エスパニョーラは多くのゴールが生まれるコンペティションだったが、今季は少し状況が異なる。

現時点で得点ランクをリードするのは14得点を挙げているバルセロナFWリオネル・メッシ、それを追いかけるのが13得点を挙げるレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマだ。ルイス・スアレスが負傷離脱したため、今季の得点王争いはメッシとベンゼマの一騎打ちになったと言っていいだろう。

ただ、気になるのは数字だ。スペイン『MARCA』は、23節終了時点で得点ランク首位の選手が14点しか挙げていないのは2006-07シーズン以降では最低の数字だと取り上げている。今季のメッシは負傷で5試合を回避したとはいえ、得点ペースはやや鈍い。昨季も一昨季もメッシは23節終了時点で20点以上挙げている。
また、リーガ全体の得点数も減少傾向にある。ここまでリーガでは583のゴールが生まれているのだが、これは直近13年間では最低の数字だという。大きいのはFWクリスティアーノ・ロナウドの退団だ。

ロナウドとメッシがリーガの舞台に揃ってから、23節終了段階でのリーグ得点数が600を下回ったことは1度もなかった。この2人がいることからリーガは多くの得点が生まれるリーグとのイメージもついていたが、今季は少し変わってきているようだ。

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