東京五輪世代の“浪速のメッシ”が苦戦中 スコットランドでまさかの出番減少

ハーツの食野 photo/Getty Images

チームのキーマンだったはずが……

浪速のメッシとの呼び名もある東京五輪世代注目のアタッカーがスコットランドで難しい状況を迎えている。

英『Edinburgh News』が注目しているのは、スコットランドのハーツでプレイするMF食野亮太郎だ。ガンバ大阪からマンチェスター・シティへ移籍し、そこからハーツにレンタル移籍。ハーツで経験を積んで将来的にマンCへ戻るのが理想のシナリオだった。

実際にハーツ移籍後も高いテクニックを披露し、いくつかビューティフルゴールも決めていた。ハーツでのスタートは順調だったはずなのだが、監督交代から状況が変わり始めているのだ。

最下位に沈むハーツは昨年12月にダニエル・シュテンデルが指揮官に就任。そこからベンチスタートも増えており、同メディアも食野の序列が変わってきたと主張する。

「序盤のインパクトを考えると、誰も若手のユアン・ヘンダーソンやルイス・ムーアらのように食野の序列が下がるとは予想できなかった。しかしこれが食野の現実だ。シュテンドルに指揮官が代わってからは12試合中4試合しか出場していない」

代表戦の影響で離脱していた時期があったものの、食野の出番が減少しているのは間違いない。東京五輪世代では2列目に堂安律や久保建英などタレントが揃っているため、食野がメンバーへ入るにはクラブでしっかりとアピールしておかなければならない。現在はチームも苦しい状況にあるが、食野は再びチームのキーマンへと返り咲けるか。

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