10番ではなく“8番の位置”で起用すべし マンUは新司令塔をどう活かす

マンUに加入したフェルナンデス photo/Getty Images

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ベストな能力を引き出せるか

今冬マンチェスター・ユナイテッドがスポルティング・リスボンから獲得したMFブルーノ・フェルナンデスは、攻撃面で違いをもたらすと期待されている。

しかし、大切なのは起用法だ。マンUではMFポール・ポグバの能力をどう引き出すかが長く議論されてきたが、フェルナンデスも同じようにベストポジションで起用していかなければならない。

英『sky SPORTS』によると、かつてスポルティングで指揮官を務め、現在はポルトガルのリオ・アヴェを指導するカルロス・カルヴァリャルはトップ下に固定するやり方には賛同していない。ボックス・トゥ・ボックスの役割を任せるのがベストと考えているようだ。
「彼は10番タイプの選手ではない。彼はシュート、パス、フリーキックもこなせる。だが、10番ではなく8番タイプだ。ゲームを非常に理解しているボックス・トゥ・ボックスの選手なんだ。ただプレイするだけではなく、彼は自身の周囲で起こることを全て理解している。チームをオーガナイズできるし、コミュニケーションを取るピッチ上の指揮官のようなものだ」

より自由を与えた方がフェルナンデスの能力を引き出せるということだろうか。フェルナンデスのプレミア初戦となった今月1日のウォルバーハンプトン戦はスコアレスドローに終わったが、指揮官オーレ・グンナー・スールシャールはフェルナンデスの攻撃性を最大限活かせるのか。中盤の構成がカギを握ることになりそうだ。

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