“Newデンベレ”が見せた希望の光 トッテナムで輝く万能MFへの期待

トッテナムのロ・チェルソ photo/Getty Images

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中盤からボールを運べるレフティー

ハリー・ケインとソン・フンミンを負傷で欠く難しい状況に立たされているトッテナム。そんなチームを懸命に引っ張ろうとしていたのは、Newムサ・デンベレと称えられたテクニシャンMFだ。

トッテナムは19日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでライプツィヒと対戦したが、英『Squawka』がこのゲームでNewデンベレと絶賛したのはMFジオヴァニ・ロ・チェルソだ。

ロ・チェルソは中盤では巧みな技術で冷静にパスを繋ぎ、カウンター時には縦への推進力で見事な突破を披露するなど、何とかチャンスを生み出そうと奮闘していた。
結果は0-1の敗戦だったが、サポーターもロ・チェルソのパフォーマンスには納得しているのではないか。同メディアのデータではロ・チェルソは敵陣でのパス成功数がチームトップで、シュート本数3本もトップ。ドリブル成功数4回もトップとなっている。

ロ・チェルソは昨夏にレンタルでチームに加わり、今年1月に完全移籍でトッテナムに加入することが決まった選手だ。このゲームを見れば、大きな戦力であることが分かってくる。

同メディアが比較したデンベレとは異なる部分があるものの、中盤からボールを運べる推進力や巧みな足下の技術、そしてレフティーなのはデンベレとの共通点と言える。デンベレは昨年1月に中国へ向かい、この冬にはクリスティアン・エリクセンもインテルへ移籍した。ロ・チェルソは中盤のチャンスメイカーとして重要な存在になってほしい選手だ。

トッテナムは2ndレグでもベストメンバーを揃えられない苦しい状況にあるが、逆転勝利へ誰がチームを引っ張っていくのか。前線の層が薄くなっているだけに、デル・アリやロ・チェルソ、タンギー・エンドンベレなど中盤の選手たちの奮闘に期待したい。

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