マンUの“Newスコールズ”へ クラブOBも新戦力に太鼓判「少し似ている」

マンUのフェルナンデス photo/Getty Images

攻撃の全てをコントロールする存在へ

今季前半戦のマンチェスター・ユナイテッドではMFスコット・マクトミネイが中盤の新リーダー候補として奮闘し、昨季批判を浴びていたMFフレッジも徐々に好パフォーマンスを披露。不足していたピースは、中盤から攻撃のリズムを生み出すMFの存在だった。

そこでマンUが今冬に加えたのが、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスだ。フェルナンデスはポルトガル国内で得点を奪えるMFとの評価を確立しており、ポール・ポグバを負傷で欠いていたマンUにとって喉から手が出るほど欲しい人材だったと言える。もちろん得点部分にも期待だが、ゲームメイクもこなしてほしいところ。

英『METRO』によると、マンUでも活躍した元オランダ代表DFヤープ・スタムはクラブのレジェンドMFであるポール・スコールズに近い存在と期待をかけている。

マンUで活躍したスコールズ photo/Getty Images

「フェルナンデスは少しスコールズに似ていると思う。彼は常に前線を見ているからね。彼には得点力があり、素晴らしいフリーキック、パスがある。全く同じというわけではない。スコールズはボールを持っていない時にもう少しアグレッシブだった。だけど、フットボールにおける知性の部分で彼はスコールズに似ている」

スコールズは守備でもファイトする少々血の気の多いプレイヤーでもあった。そこはフェルナンデスとの違いかもしれないが、攻撃面の能力は近いものがあるとスタムは考えているようだ。攻撃を組み立て、決定機を演出し、セットプレイのキッカーまでこなして自身も得点を奪う。フェルナンデスに求められるのは非常にハードな仕事だが、この補強は大成功へと繋がるか。

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