PSG粉砕した“18.3歳”のゴールデントリオ ドルトムントで生まれる新ユニット

欧州屈指の攻撃集団・ドルトムント photo/Getty Images

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CLでも通用することが証明された

以前から若手の育成、発掘が上手いクラブだったとはいえ、ドルトムントでヤング・ゴールデントリオが結成されるまでの時間は短かった。

ドルトムントは先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマンを2-1で撃破したが、これに大きく貢献したのが平均年齢18.3歳で構成されるゴールデントリオだ。

19歳のジェイドン・サンチョ、アーリング・ハーランド、そして17歳のジョバンニ・レイナの3人だ。レイナは途中出場だったが、鋭い縦パスでハーランドの2点目をアシストしている。2得点を決めたハーランドはもちろん、このトリオでパリを破壊したと言っていい。

ドルトムントのハーランドとレイナ photo/Getty Images

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スペイン『as』もこの3人をゴールデントリオと呼び、新たな攻撃の柱と称賛している。サンチョの引き抜きも見事だったが、凄かったのはハーランドとレイナを早々にフィットさせたことだ。

ハーランドは今冬ドルトムントに加わった選手で、レイナも昨夏にドルトムントと契約を結んだばかり。特にレイナは欧州での実績がなく、年齢的にもトップチームで戦力となるまでに少し時間がかかると考えられていた。

当初は下のカテゴリーでプレイしていたのだが、今冬にいきなりブレイク。すでにゴールも決めており、トルガン・アザールをも脅かす存在になっていると言ってもいい。

マルコ・ロイスが戻ってくれば起用法も変わってくるだろうが、このトリオがパリ相手にも通用すると分かったのは大きすぎる収穫だ。今このトリオほど若くて魅力的な攻撃ユニットは存在しないだろう。

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