CL8強を目指すバルセロナ 敵地での難敵は対戦相手のナポリ以外にも……

バルセロナにとってイタリア遠征での最初の敵は新型コロナウイルスか photo/Getty Images

新型コロナウイルスの影響がバルサにも

世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。日本でも様々なイベントなどが中止や延期されるなど大きな影響を与えているが、世界最高のサッカークラブのひとつであるあのバルセロナにも影響を与えることとなりそうだ。

25日に行われるチャンピオンズリーグ・ラウンド16でナポリと対戦するバルセロナ。1stレグは敵地で行われるため、24日にイタリアへ渡ることとなっている。しかし、現在イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が急増しており、感染拡大を防止すべく国からの命令で一部地域でのスポーツイベントを中止や延期するなどの措置が取られている。実際に、セリエAでも23日に行われる予定だった4試合が延期された。

こういった状況もあり、イタリアへ入国するのも一苦労のようだ。米『ESPN』によると、イタリアでは主に北部の地域で感染者が増えているが、南部に位置するナポリでも予防措置として監視体制が厳しいとのこと。そのためバルセロナの選手たちも例外はなく、ナポリの空港へ到着するとまずは感染の兆候である発熱を調べるために、体温チェックなどの検査がなされるとのことだ。もしその際に発熱が見られると、病院への緊急搬送を余儀なくされる可能性があり、該当選手はナポリ戦の欠場に追い込まれることもあるという。

バルセロナにとって今回のイタリアでの戦いは、対戦相手のナポリだけでなく、新型コロナウイルスも難敵として立ちはだかりそうだ。注目の好カードのひとつということもあり、可能な限りフルメンバーでの戦いを期待したいところだが、バルセロナはまず空港での検査を無事にパスすることができるのか。

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