“8選手”に放出の可能性あるチェルシー大改革 CLで見せつけられた実力差

バイエルンに敗れたチェルシー photo/Getty Images

CLで上へ進むには戦力不足か

25日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでバイエルンと対戦したチェルシーは、ホームで0-3と完敗を喫した。指揮官フランク・ランパードも若手を中心に奮闘しているが、やはり実力にはまだまだ差がある。

リーグ制覇、さらにチャンピオンズリーグでも上位を狙っていくには、もっと戦力を強化する必要がある。英『The Sun』は、チェルシーがチーム改革へ8選手を手放す可能性があると指摘している。

ランパードから信頼を失ったGKケパ・アリサバラガ、最終ラインでは左サイドバックのマルコス・アロンソ、エメルソン・パルミエリ、センターバックのクルト・ズマ、中盤ではジョルジーニョとロス・バークリー、前線ではペドロ・ロドリゲス、ウィリアンが候補に挙がっているという。

攻撃陣ではすでにアヤックスからMFハキム・ツィエクの獲得を決めており、来季からは右のウイングで起用されていくことになるだろう。チャンスメイクの部分でツィエクが中心的な存在となっていくのは間違いない。

他にはレスター・シティの左サイドバックを務めるベン・チルウェル、アトレティコ・マドリードの絶対的守護神ヤン・オブラクも新戦力候補に含まれているという。

最前線のセンターフォワードも気になるところだ。今季は若いタミー・エイブラハムが奮闘しているが、まだワールドクラスの選手とは言い難い。ディディエ・ドログバやジエゴ・コスタのように、リーグを制するためにもっと個性の強いセンターフォワードが必要だろう。

チェルシーは昨夏FIFAから補強禁止処分を受けていたため、満足な補強ができなかった。今後は逆襲へ豪華な補強も仕掛けたいところだが、来季開幕へどう戦力を強化していく考えなのか。

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