レアルに残る“クロース・ミステリー” 世界屈指のパサーがマンC戦で出番なく

レアルのクロース photo/Getty Images

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ジダンの中で立ち位置が変わったのか

レアル・マドリードは先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでマンチェスター・シティに1-2で敗れたが、このゲームではスペインメディアが「ミステリー」と呼ぶ出来事があった。

スペイン『MARCA』がミステリーと取り上げたのは、MFトニ・クロースがベンチで90分間試合を見守ったことだ。

指揮官ジネディーヌ・ジダンはカゼミロ、フェデリコ・バルベルデ、イスコ、ルカ・モドリッチをピッチへ送り出すことを決め、クロースには最後まで出番が回ってこなかった。
守備の強度を高める狙いもあったのだろうが、同メディアはゲームコントロールの部分に課題があったと見ている。クロースほどゲームメイクできる選手も珍しく、全く出番がなかったことに驚いたようだ。

このゲームに限ったことではない。クロースは9日のオサスナ戦もベンチで過ごし、その前のアトレティコ・マドリード戦では45分だけでピッチを退いている。

今季のクロースは全てのコンペティションを合わせて5得点8アシストと結果を残しているが、ジダンの中でクロースの立ち位置が変わってきているのかもしれない。

ゲームメイク力は天下一品で、同メディアもクロースほどゲームをコントロールできる選手はほとんどいないと称える。敵地での2ndレグでは逆転を狙って攻めなければならないが、クロースの力は必要か。

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