ついに首位浮上のラツィオ 20年前の栄光と重ねるインザーギ監督

ラツィオを躍進させるインザーギ photo/Getty Images

当時のチームと「似ているものがある」

20年ぶりの栄光へ向けて、セリエAで快進撃を続けているラツィオの勢いが止まらない。

2月19日に行われたセリエA第26節で、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャと対戦したラツィオ。ホームでの戦いということもあり、立ち上がりから試合を優位に進めると、18分(ルイス・アルベルト)、21分(ホアキン・コレア)と立て続けにゴールを奪い、2-0の勝利を収めた。この結果、4連勝を飾ったラツィオは勝ち点を「62」まで伸ばし、暫定ではあるものの首位に浮上している。

1999-2000シーズンにラツィオの選手としてセリエA制覇を経験し、現在は同クラブの指揮官を務めるシモーネ・インザーギ。ラツィオ最後のスクデットを知る同監督は、伊『sky sport』のインタビューで「もし我々が第26節の時点でここにいると言われたら、私は驚いていただろうね。ただ同時に、プレシーズンのトレーニングの後、私は非常に自信も感じていたんだ」と明かした上で、次のようなコメントも残している。

「(1999-2000シーズンのチームと今のチームには)似ているものがあるね。お互いを気遣うことのできる選手たちがいて、毎日のように難しい決定を余儀なくされている監督が受け入れられているということもね。当時、私もスベン・ゴラン・エリクソンが言っていたことに耳を傾け、彼の決定を受け入れていたよ」

最後に「我々はトップに立っている。私は4年前にこの仕事を引き受けたとき、クラブに成功をもたらし、定期的にヨーロッパの舞台でたたけるチームに戻すことを夢見てきた。そして我々はこの4年間で3つのトロフィーを勝ち取っている」とも話していたが、インザーギは愛するラツィオに監督としてもスクデットをもたらすことができるのか。

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