ドルトムントが“引き抜かれる側”に!? プレミア3クラブが狙う16歳の逸材DF

ドイツの世代別代表にも選ばれているコリンズ photo/Getty Images

獲得可能になってから争奪戦か

若い才能を次々に確保し、今や欧州最高峰の“若手軍団”の地位を確立したドルトムント。19歳のFWアーリング・ハーランドとFWジェイドン・サンチョ、21歳のDFアクラフ・ハキミら有能な若手がズラリと並ぶ布陣には明るい未来を感じさせる。後半戦からは17歳のMFジョヴァンニ・レイナも台頭し始め、若手の台頭は止まらない。

その育成型クラブとしての根幹を支えているのは、優れたスカウティング部門だろう。彼らはまだ芽が出る前の優秀なヤングタレントを次々に見出してはチームに加えている。マンチェスター・シティからわずか800万ポンド(約11億円)で引き抜いたとされるサンチョは、その成功例の代表と言えるはずだ。引き抜かれた側のクラブは、元所属選手の活躍を見てさぞ悔しがっていることだろう。

しかし、そんなドルトムントも近いうちに一人の選手を巡って、引き抜かれる側の苦悩を味わうこととなるかもしれない。プレミアリーグの3チームが、同クラブの16歳を狙っているというのだ。

その16歳とは現在ドルトムントのU-17チームでプレイしているDFエンナムディ・コリンズ。同選手はドイツの世代別代表にも選ばれているセンターバックだ。今季はU-17のリーグ戦で20試合に出場し4ゴールと、得点も複数決めている。英『talkSPORT』によると、彼には現在チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブが将来の獲得に興味を示しているという。

U-16ドイツ代表では主将を務めるコリンズ。2016年夏にドルトムントがデュッセルドルフから確保した逸材だが、はたしてこの16歳はトップでのデビューを待たずしてイングランドへ渡ることとなるのだろうか。今後の動向に注目だ。

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