東京五輪世代エースが“25分”のプレイだけ…… 予想を超えるPSVでの大苦戦

PSVの堂安 photo/Getty Images

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新天地で出番なく

フローニンヘンで実力を証明し、同じオランダ国内の強豪であるPSVへ移籍。ここまで日本代表MF堂安律のキャリアは実に順調だった。

21歳の若さで強豪PSVに加わったのは理想的な流れと言えるが、問題はPSVのポジション争いが想像以上に激しかったことだ。ブルーマ、モハメド・イハッタレン、コーディ・ガクポなど、実力ある選手たちがズラリと顔を揃えている。

残念ながら堂安はそのポジション争いでライバルたちにリードを許しており、2020年に入ってからはリーグ戦でたった25分間しかプレイしていない。東京五輪を控えた2020年にここまで出番が減るのは想定していなかっただろう。
チャンスが巡ってくるとするならば、8日に予定されている古巣・フローニンヘン戦だ。このゲームではガクポが累積警告で出場停止となっているため、誰かが穴を埋めることになる。

オランダ『Het Eindhovens Dagblad』は堂安のこともスタメン候補に挙げており、古巣相手に実力を示すチャンスだ。ここで何とかアピールし、終盤戦へポジションを掴みたい。

堂安は東京五輪世代を引っ張ってきた中心人物の1人であり、すでにA代表でも主力になっている実力者だ。そんな世代のリーダーが25分しかプレイ出来ていないのは許される状況ではなく、ここからの巻き返しが期待されている。

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