インテルはユーヴェのレベルにない? 闘将が痛感した古巣との差とは

古巣との大一番に敗れたインテルのコンテ監督 photo/Getty Images

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我々のプロジェクトは7ヶ月前に始まったばかり

インテルの指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督は、伝統のイタリアダービーで古巣ユヴェントスとの差を痛感させられたようだ。

8日、延期されていたセリエA第26節が行われ、ユヴェントスと激突したインテル。ユヴェントスとラツィオを追いかけるインテルにとって負けられない試合となったが、54分、67分と立て続けにゴールを許し、0-2で敗れることとなってしまった。その結果、1試合未消化ではあるものの、首位との勝ち点差は「9」まで広がっている。

伊『sky sport』のインタビューに応じたコンテ監督は「ゴールまではとてもバランスが取れた試合であり、後半もより良いスタートを切ることができていた。ただ、ラムジーのゴールは全てを、特にメンテル面を変えさせられてしまったよ。あのゴールで彼らは自信を高め、我々に襲いかかってきたので、我々はそこから立ち直ることができなかったんだ」と振り返っている。
さらに、古巣ユヴェントスとの差について「我々が話しているのはユヴェントスというチームだ。彼らは8シーズンに渡って強くなっていき、クオリティの高い選手を加えながら多くの経験とトロフィーを勝ち取ってきた。それに対して我々のこのプロジェクトは7ヶ月前に始まったばかり。チームとしてベストを尽くそうとしているが、イタリアサッカー界を8年間支配してきたチームと比較することはできない。ユヴェントスが持つ経験、クオリティ、個性のレベルに到達するためには、毎年プロジェクトを構築する必要がある。私が見るに、全ての点で今のユヴェントスとはかけ離れている」と明かした。

この闘将は「ユヴェントスとの差は実質6ポイント。成長しなければならないが、取り乱すべきではない」とも述べていたが、インテルは逆転でスクデットを獲得することができるのか。

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