常にエリア外から得点狙うスナイパー ブンデスにいる“遠距離ショット”の達人

CLトッテナム戦で鮮やかなミドルシュートを披露したザビツァー photo/Getty Images

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今季全得点のうち、半分以上がエリア外から

まるでスナイパーのよう。そんな表現がピッタリか。ペナルティエリアがからでも常にゴールを狙っている選手がRBライプツィヒにいる。オーストリア代表MFマルセル・ザビツァーだ。

現地時間10日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのトッテナム戦でも、10分にこの試合の先制点となる鮮やかなミドルシュートを突き刺したザビツァー。前方からのプレッシャーがなかったとはいえ、ダイレクトで抑えの効いたシュートをゴール隅に放つ技術は圧巻の一言に尽きる、素晴らしい一撃だった。ボックス外から放たれる彼の強烈なシュートは、今季確実にライプツィヒの武器となっている。

そんなミドルシュートを得意とするザビツァーの少し興味深い統計がある。データサイト『WhoScored』によると、なんと今季同選手が挙げた11ゴールのうち、実に6ゴールがペナルティエリア外からのシュートによるものなのだ。半分以上がミドルシュートでの得点。いくらそれが持ち味の選手でも、ここまでの数字はそうそう残せない。驚きの数字と言えるだろう。
ゴールまでの距離など御構い無しに右足を振り続けるライプツィヒのスナイパー。はたして、ザビツァーは今季あとどれほどのミドルシュートを相手ゴールに突き刺すか。25歳の放つ高精度の遠距離ショットは、これからも枠を捉え続けることだろう。

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