スプリント王・“ウォルコット2世”現る 陸上選手も狙えた若き爆速DF

トッテナムのマラキ・フェーガン・ウォルコット photo/Getty Images

新たなウォルコットもスピードスター

10日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでライプツィヒと対戦したトッテナムは、敵地で0-3の完敗を喫した。

そんなゲームで大きな一歩を踏み出した者がいる。敗色濃厚となった後半アディショナルタイムにセルジュ・オーリエとの交代でピッチに入ったトッテナムの18歳DFマラキ・フェーガン・ウォルコットだ。

3月11日に18歳を迎えたばかりというウォルコットは、主にセンターバックをこなしてきた選手だ。この一戦がトップチームでのデビュー戦となり、短時間ながらチャンピオンズリーグの空気を味わうことができた。

さっそく英『90min』がウォルコットにスポットを当てているが、ウォルコットと聞けば現在エヴァートンでプレイするFWテオ・ウォルコットをイメージする人が多いだろう。アーセナルでも活躍したテオ・ウォルコットは、爆発的なスピードを武器とした選手だ。

実は、トッテナムのフェーガン・ウォルコットもスピード自慢なのだ。同メディアはウォルコットを「スプリント・チャンピオン」と紹介しており、過去には地方の200m競技で優勝した経験もあるとか。サッカーの道を選んでいなければ、陸上競技で活躍したであろう逸材だという。

トビー・アルデルヴァイレルトやヤン・ヴェルトンゲンなど、トッテナムのベテランDFはスピードに問題を抱えてきている。ウォルコットのような身体能力に優れる若手が出てきたのはポジティブだ。

ウォルコットはトッテナムの下部組織で育ってきたこともあり、かつて同クラブで活躍したDFレドリー・キングをアイドルにしているという。この点もサポーターに愛されるポイントとなるだろう。

ライプツィヒ戦に先発していた20歳DFジェイフェス・タンガンガ、サイドバックをこなせる19歳MFライアン・セセニョンらと一緒にトッテナムを盛り上げていく存在となるのか。最終ラインの方では、若手がじわじわと存在感を増してきている。

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