ファンの“7割”がモウリーニョに懐疑的 信頼揺らぐスペシャル・ワン

今季途中からトッテナムの指揮官に就任したモウリーニョ photo/Getty Images

英メディアがアンケートを実施

“スペシャル・ワン”の手腕にファンは疑問を抱いている様子だ。今季途中からトッテナムの指揮を執っているジョゼ・モウリーニョ監督に厳しい視線が向けられている。

昨年11月よりトッテナムを指揮するモウリーニョ監督。同監督は就任以降、これまで計26試合を指揮しているのだがその戦績は11勝5分10敗と芳しくない。勝率は42.3%まで落ち込んでおり、これはモウリーニョ監督の指揮官キャリアで最低の数字だ。先日はスペイン『MARCA』も「モウリーニョにとって最も暗い時間」とこの指揮官の現状を評している。

そんなトッテナムでなかなか結果が出ないモウリーニョ監督。ファンもそろそろ我慢の限界が近いか。英『GIVE ME SPORT』が行なったアンケートによると、これに参加した8万人以上のファンのうち実に70%が「モウリーニョはトッテナムの指揮官として相応しくない」との意思を示したという。このアンケートは相応しいか相応しくないかの2択で行われたものだが、それでも7割超えは多い。いくらシーズン途中から指揮を執る難しさを考慮しても、戦績に改善の兆しが見えない新指揮官に対してファンの不満は大いに溜まっているようだ。

やはり、RBライプツィヒに屈したチャンピオンズリーグでのベスト16敗退は大きな理由の一つだろう。FWハリー・ケインやFWソン・フンミンといった主力を欠いていたことを考慮しても、2戦合計4失点での完封負けはマズかったと言える。

トッテナムで厳しい状況に置かれているモウリーニョ監督だが、名将はここから名誉を挽回することができるか。“スペシャル・ワン”はここから底力を見せたい。

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