勝率は“13.3%”まで低下 ケイン&ソン・フンミン失ったスパーズに見えぬ出口

トッテナムの攻撃を引っ張る2人 photo/Getty Images

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2人が抜けると得点力がガクリと落ちる

リーグ戦ではチェルシーとウォルバーハンプトンに敗れ、チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でライプツィヒ相手に2試合とも敗北。ジョゼ・モウリーニョ率いるトッテナムは現在6試合白星なしと苦戦を強いられている。

理由を1つに絞るのは難しいが、ハリー・ケイン&ソン・フンミンの負傷離脱が影響しているのは間違いない。2人が揃って離脱したことで、トッテナムはゴールを奪う術を失ってしまったのだ。

英『Planet Football』も2人の存在が大きいと取り上げている。2人が揃って先発したゲームと、2人とも不在だったゲームでは成績が大きく変わってくるのだ。
2018-19シーズンの開始以降ケインとソン・フンミンが揃って先発したゲームは、これまで42試合中22勝5分15敗の成績となっている。勝率は52.4%で、1試合平均の得点数は1.9点と高い。

一方で2人とも不在だったゲームでは15戦2勝5分8敗と大苦戦。勝率が13.3%と低いこともそうだが、1試合平均得点数が1.1点まで減少していることが問題だ。

今回のチャンピオンズリーグでは、ライプツィヒ相手に180分間戦って1点も奪うことができなかった。2人がいれば、もう少しライプツィヒ守備陣を脅かすことができたのは間違いない。

今のトッテナムはこの2人が揃わなければ強豪相手に互角の戦いを演じるのは難しい。モウリーニョとしても頭が痛いだろう。

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