「誰も予想していなかった」 イタリアで猛威振るう新型コロナにザザも恐怖

トリノでプレイするザザ photo/Getty Images

セリエAの選手たちにも感染広がる

新型コロナウイルスは欧州でも大きな問題となっているが、中でも爆発的に感染者が増加してしまったのがイタリアだ。

イタリアのサッカー界でも11日にユヴェントスDFダニエレ・ルガーニが陽性と診断され、FWマノロ・ガッビアディーニらサンプドリアの5選手の陽性も確認されている。

フィオレンティーナでもFWパトリック・クトローネ、FWドゥシャン・ブラホビッチ、DFヘルマン・ペッセッラの感染が発表された。

急速に感染者が増えている状況に、トリノでプレイするイタリア人FWシモーネ・ザザも恐怖を感じていることを明かしている。イタリアの人々もここまで急速に広がるとは予想していなかったはずで、ザザもサッカーどころの話ではないとスペイン『MARCA』に語る。

「イタリアの人々は、今何が起きているのか気付いた。以前は誰も予想していなかった。個人的な意見では、フットボールや他のことは重要ではない。僕は家族、友人、そしてイタリアの人々のことを考えている。全ての状況が好転することを望んでいる」

ザザはSNSにて募金活動もスタートさせており、人工呼吸器など医療用具の整備へ繋げていきたい考えだという。同じセリエAではナポリFWロレンツォ・インシーニェも病院に多額の寄付をおこなうなど、サッカー界からも支援の動きが広がっている。

ザザの言葉通り、今はサッカーどころではない。インシーニェもザザも自宅にいることの重要性を訴えており、事態を改善するために徹底した対策を取らなければならない。

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