マンCに加わる“D・アウベスの後継者” ブラジルから新たな才能がやってくる

来季からマンCに加入するクート photo/Getty Images

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またブラジル産の有能SBがペップのもとへ

かつてジョゼップ・グアルディオラの下でサッカー界を支配したバルセロナには、当時“世界最高の右SB"と言われたブラジル代表DFがいた。ダニエウ・アウベスだ。

チーム内で多数を占めたカンテラ出身者に混じっても遜色ない足元の技術を備えた超攻撃的SB。同ポジションの一般的な役割であるアタッカーのサポートもさることながら、この男はフィニッシュの精度も優れていた。相手ゴールに突き刺したミドルシュートは数え切れないほど。まさしく“世界最高"にふさわしい選手だったと言っていいだろう。

そんなD・アウベスの後継者となれる存在が、またグアルディオラのもとへ向かうことになったと英『GIVE ME SPORT』が主張している。その後継者候補とは今夏コリチーバからマンチェスター・シティへ加入することが先日発表されたU-17ブラジル代表DFヤン・クートだ。
現在17歳のクートはコリチーバ下部組織出身の選手で今年1月にトップ昇格したばかりだが、それからほどなくして欧州ビッグクラブに引き抜かれることとなった。ブラジル人SBらしく高いテクニックに定評があり、アタッカー顔負けのドリブルセンスは規格外だ。そんなクートの将来には『GIVE ME SPORT』もかなり期待しているようだ。

「クートは若き日のD・アウベスと比較される存在だ。現時点ではまだそのレベルには到達していないが、この若者は確かな攻撃力を備えている。なかでも特筆すべきはクロスとパスの精度だ。この能力は素晴らしいものがある。味方ウインガーとの連携で素早い突破を図ることも可能だ。持久力とスピードも申し分ないものを持っている」

現地メディアから早くも絶賛の言葉を送られたクート。はたして、この若きDFは母国先輩のように欧州で輝かしいキャリアを築くことができるのだろうか。今後グアルディオラ監督の下でまた新たな才能が開花するかもしれない。

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